ひとり暮らしの高齢者が増加
(2014年3月7日)
健康面や災害時の不安も
群馬県は、平成25年度「一人暮らし高齢者基礎調査」の結果を発表した。平成25年6月1日現在で、入院中、入所中を除く65歳以上の高齢者を調査した。
群馬県内の65歳以上の高齢者は、50万9678人で、前年よりも1万6522人増加した。一人暮らしをしている高齢者は5万7398人で、前年よりも3247人増加し、高齢者の中で一人暮らしをしている人が占める割合も、前年よりも0・3%上昇し、11・3%となった。
一人暮らしをしている高齢者の割合が最も高いのが南牧村で18・6%、最も低いのが川場村で4・3%となっている。
高崎市の高齢者は9万1738人で、前年よりも3120人増加した。高崎市で一人暮らしをしている高齢者は、1万1195人で、前年よりも862人増加し、一人暮らしをしている人が占める割合も、前年よりも0・5%上昇し、12・2%となった。
一人暮らしをしている高齢者のうち、およそ半数の人が「健康」または「日常生活に支障はない」と回答していますが、「健康」や「体調を崩した時の身の回りのこと」、「災害が発生した場合のこと」を不安に思っている人が多いことも示された。