雪かき支援隊に2日間で170件
(2014年2月21日)
「道ができて本当に助かった」
高崎市は、高齢者や病気などにより、自力で除雪作業ができなくて困っている市内世帯に対し、市の職員による「雪かき支援隊」の派遣を19日から開始したところ、多くの市民から派遣要請を受けている。
19日は、申込み件数99件(高崎地域63件・支所地域36件)で、実施件数89件(高崎地域55件・支所地域34件)、支援隊職員数145人(本庁68人、支所75人)。
20日は、申込み件数71件(高崎地域43件・支所地域28件)で、実施件数68件(高崎地域42件・支所地域26件)、支援隊職員数120人(本庁56人、支所64人)。
19日に雪かき支援隊を要請した82歳の女性は、「外に出られなくなってしまい、薬も買いに行けませんでした。道をつくってもらい本当に助かりました」と喜んでいたという。この女性の家では、雪が凍りつき歩くのが危険な状態で、「雪かき支援隊」の職員は玄関前から道路まで約20mを除雪した。
市の職員の話では、雪が凍って固まっている箇所が多いという。
雪かき支援隊は、自分で除雪ができない高齢者世帯などが対象で、希望する人は専用電話027・321・5000に申し込む。