除雪困難世帯に「雪かき支援隊」を派遣
(2014年2月日)
スコップで雪かき。市街地除雪に300人を動員。
高崎市は、高齢者世帯や病気などにより、自力で除雪作業が困難な市内世帯に対し、市の職員による「雪かき支援隊」を派遣する。 要請により、市の職員が出向き、スコップによる手作業で、自宅の玄関などから最も近い道路までの範囲を目安に作業を行う。希望者は専用電話027・321・5000に申し込む。
歴史的豪雪により、高齢者世帯では、自宅前の雪かきができず、外出し食料を調達することも難しい状況も生まれている。今回の支援対策はこうした切迫した世帯に対するもので、当面の間、継続していく。
高崎市では、50社を越える建築・土木関連業者の協力で、道路の除雪作業を行った。17日、18日に中心市街地の歩道などを除雪するため、市は両日、職員300人を作業にあたらせた。中心市街地では、商店街や企業など総出で道路の除雪が行われた一方、人手が入らず、大量に積もった雪が放置されている交差点や歩道などもあり、市街地の歩道は歩行者の通行部分が確保され、職員の労に感謝する声もある。