ハルヒルにパラリンピック金メダル選手らが出場
(2013年5月15日)
19日(日)の榛名湖コース
今週末の18日(土)、19日(日)に行われる榛名山ヒルクライムに、アトランタパラリンピック・パラサイクリングリング競技(障害者自転車競技)の金メダリスト小川睦彦さんら、日本パラサイクリングリング連盟に所属する選手6人(男性5人、女性1人)の参加が決まった。 選手の皆さんは、世界選手権出場の経歴を持つ国内トップクラスの選手。6人全員がヒルクライムレースへの参加は初めてだが、上級者向けの榛名山コースに挑戦する。
パラサイクリングリング競技には、障害の内容や程度で4クラスがあり、通常の二輪自転車と、視覚障害のある選手は二人乗りタンデム自転車、下半身不随などの選手は手こぎのハンドバイク、二輪でバランスが取れない選手は三輪自転車で出場する。
また、本市の障害者施設を利用している知的障害、心身障害を持つ人たち22人も出場が決まり、初心者コースに21人、榛名湖コースに1人が挑戦する。
高崎市障害福祉課が各施設に呼びかけたことがきっかけとなり、障害者の参加が実現した。日本パラサイクリング協会では、これまで健常者とのヒルクライムレースが無かったことから、参加を強く要望しているという。
大会実行委員会では、接触事故の防止など選手の安全確保に努めていく。