1人当たりごみ排出量が全国ワースト2位
(2013年5月1日)
高崎市は県内20位
群馬県は、環境省の平成23年度一般廃棄物(ごみ)の排出及び処理状況等の調査結果を発表した。
県内のごみの排出量は、78万8068トンで、前年度よりも1911トン減少した。内訳は生活系ごみが58万9397トン、事業系ごみが19万8671トン。県民1人1日当たりの排出量は1076gで、全国平均の975gを上回り、大阪府に次いで全国ワースト2位となった。22年度は、ワースト3位だった。
リサイクル率は14・9%で、全国平均の20・4%を下回り、全国40位、全国ワースト8位となった。22年度もワースト8位だった。
最終処分量は10万3690トン(前年度 10万1013ン)、処理経費は231億5千8百万円(前年度213億8千2百万円)。
高崎市のごみ排出量は、市民1人1日当たり1059gで県内35市町村のうち20位、リサイクル率は13・9%で県内19位だった。高崎市の県内順位は、どちらも前年度と同じ。
ごみ排出量、リサイクル率とも目標との差が大きいことから、県では一層の改善が必要としている。