地域をつなぐ東西の交通軸に
(2013年4月26日)
下芝線・天神橋が開通
都市計画道路下芝線の榛名白川に架かる天神橋が完成し、26日に箕郷町の現地で開通式典が行われた。
式典で富岡市長は「天神橋の架け替えは、合併時からの計画で、地元の方が待ち望んでいた。箕郷、榛名、群馬地域を結ぶ横軸の道ができ、地域の発展につながる。地域に愛してもらえる橋になるよう、箕郷中の生徒が書いた橋の名称が親柱に彫られている」と橋の意義を述べた。
高崎市議会の岩田議長は、「箕郷と隣接地域の交流が盛んになり、地域の活力と魅力をつくり出してくれると確信している」と完成を祝った。箕郷商工会長の高橋さんは、昭和40年代に洪水で、当時、木の橋だった天神橋が流失したことなどを振り返り「喜びと感激でいっぱい。これまで高崎の中心部に向かう道路を中心に整備されてきたが、横軸を強化し地域の連携が必要」と話していた。
橋の親柱4本に、箕郷中の生徒の書道作品から選ばれた天神橋と榛名白川の文字が、漢字とひらがなで彫り込まれており、作品を書いた生徒4人の表彰も行われた。
天神橋は、同日午後3時から一般供用となった。