北関東で唯一の無線中継車が配備に
(2013年5月9日)
全国で21台。14日に配車式
大規模災害に備え、高崎市等広域消防局に衛星通信などの機能を持った無線中継車が配備される。
東日本大震災が発生した際、広い範囲で通信障害や固定電話・携帯電話の発信制限が行われたほか、消防救急無線基地も被災し、大規模災害時の通信手段の確保が大きな課題となった。
総務省消防庁は、大規模災害時の通信手段として、全国に21台の無線中継車を無償貸与することを決め、高崎市等広域消防局が要望したところ、その内の1台が配備されることになった。無線中継車の配備は、北関東で唯一。
無線中継車は、自動で無線中継ができるほか、衛星回線を使った映像送信やファックス送信、衛星インターネットへの接続、BSテレビなどの機能を備えています。
高崎市等広域消防局では、大規模災害が発生した場合の情報収集や通信手段の確保に備えていきたいと考えている。14日に消防局で配車式が行われる。