除雪支援290件、農業施設の片付け40件
(2014年3月7日)
大雪被害の除雪等、3月4日現在までの経過を報告
高崎市は、今回の大雪による除雪支援等について、これまでの実施状況をまとめた。
◇職員300人体制で市道の雪かきに奮闘
2月17日から21日まで、市職員300人体制で、歩道、生活道路、通学路などを中心に除雪を行った。職員がスコップを手に午前9時ごろから市内各所の雪かきを行ったが、記録的大雪のため思うようには進まず、連日日没後の午後6時ごろまでの作業となった。
◇電話一本で雪かき支援に駆けつけた「雪かき支援隊」
自宅から道路までの雪かきが自力では困難な世帯などを対象に、市職員の120人体制(1チーム4人)で結成した「雪かき支援隊」が除雪支援を行った。2月19日から数日間は1日数十件で推移したが、その後件数は落ち着き、3月2日以降の要望はなくなっている。駆けつけた件数は290件(3月4日現在)となった。
◇被害を受けたハウス栽培農家などをお手伝い「晨業施設片付け支援隊」
大雪により被害を受けた農業施設(ビニールハウス等)の撤去作業が困難な農家などを対象に、市職員80人体制(1チーム4人)による「農業施設片付け支援隊」を結成し、3月2日 から支援を希望する農家に派遣している。折れ曲がったパイプからビニールを分離する困難な作業にとなり、苦戦しながらも、丁寧かつ根気強い作業を続けている。駆けつけた件数は、40件(3月4日現在)となっている。