人形劇団ファンタジー25周年記念公演
(2013年4月9日)
今週14日(日)中央公民館集会ホール
手作りの人形劇で子育てファミリーを楽しませている「人形劇団ファンタジー」が創立25周年を迎え、4月14日(日)午前10時30分から午後4時まで、記念公演会を行う。入場無料。
同劇団は、昭和62年に塚沢校区の読み聞かせグループを中心に発足し、高崎人形劇フェスティバルをはじめ、国民文化祭や人形劇フェスティバル、高崎市の姉妹友好都市チェコ・プルゼニとの国際交流にも参加するなど、幅広く活動してきた。
上演する作品は、同劇団オリジナルの演出で、子どもたちを楽しませている。毎年、新作を制作し、今回の25周年記念公演では、よりすぐりの8作品を上演する。午前10時30分から午後4時までの長丁場となるが、1作品30分程度なので、都合の良い時間帯で楽しめる。同劇団の星野さんは「ゼロ歳から130歳まで楽しめ、見た後に元気がわいてくる作品です」と語る。
星野さんは「親子で楽しい時間を過ごしてほしいという思いを込めて上演しています。お父さん、お母さんと楽しい時間を過ごすことが子どもたちの心を育てます」と、家族で楽しい時間を共有することの大切さを訴える。
25年間にわたる活動の継続は、高崎の文化をかたちづくっていると言えそうだ。公演を見た子どもが親となり、子どもを連れてファンタジーの公演に訪れてくれている。人形劇が世代に引き継がれていることを星野さんは実感しているという。
「子どもたちと楽しい時間を過ごしたい。その思いが次の世代に引き継がれていくことがとてもうれしい」と星野さんは話す。