高経大飯島ゼミが「eco検定アワード」受賞
(2013年3月28日)
神流川のフィールド調査が評価される
3月22日、東京商工会議所が主催する「eco検定アワード2012」の授賞式が行われ、高崎経済大学地域政策学部の飯島明宏准教授が指導するゼミナールが「エコユニット部門優秀賞」を受賞、表彰された。
同ゼミナールは「SATOYAMA環境システム研究所」として、群馬県神流川をフィールドとした環境学習会を行っている。
地元小学生と簡易水質検査や水生生物の捕獲などを行い、ひとつの川を様々な視点から調査。体験型学習を普及させ、里地里山のような自然環境、人間活動との共生による自然環境に目を向ける活動を独自に行い、継続性も評価され受賞に至った。
同検定は、環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の促進を目的とするもの。検定合格者を「エコピープル」、「エコピープル」が2名以上集ったグループを「エコユニット」と称している。検定合格者が身に付けている幅広い知識を環境保全活動のサポートに生かしてもらうために、エコユニットを対象に同アワードを年に1回、開催している。