キャップ集め5672人分のワクチン贈る
(2013年4月2日)
市内小中学校の児童生徒が環境活動
高崎市内の小中学校では環境活動としてペットボトルのキャップの回収に取り組んでおり、平成24年度に回収した量が9076kgとなったことが、高崎市教育委員会のまとめで示された。
キャップの回収には小学校49校、中学校23校が参加し、CO2排出量に換算すると、約35・7トンの削減効果があった。
回収したキャップは、高崎市シルバー人材センターが、ボランティアで運搬、市内のリサイクル企業に買い取ってもらい、その収益金は「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄附された。24年度は、途上国の子どもたち、5672人分のワクチンになったという。
高崎市教育委員会では、子どもたちが環境活動を通じてボランティアへの考えを深めてほしいと、25年度も、キャップ回収活動を継続していく考え。