甲子園出場を祝う/高崎高校同窓会
(2012年1月30日)
中曽根元首相が総会であいさつ
高高野球部・境原監督が同窓生に決意
中曽根元首相も出席
28日に群馬県立高崎高校の同窓会総会が市内ホテルで開催された。前日の27日に高崎高校の第84回選抜高校野球大会出場が決まり、31年ぶりの甲子園出場を同窓生が祝った。
総会で佐藤和徳同窓会長は「3人目の首相、ノーベル賞、甲子園出場が同窓会の願いだ」とあいさつ。高崎高校の羽鳥進一校長は「昨日、春が一足早く訪れ、皆様と甲子園出場を喜びあいたい」と、センバツ出場を報告した。
中曽根康弘元首相が出席し、「高高に通っていた頃のことが生涯の中で心にしみついている。青春の多感な生活を送り、高高は生涯を貫く基礎工事だった」と思いを語った。
同校同窓会総会は、毎年、卒業30年目の同窓生が開催の運営幹事を務めることになっており、はからずも31年前にセンバツ出場した学年が今年の担当となっていた。懇親会では、31年前の甲子園での試合が映像で紹介された。同窓生で現在、高高野球部監督の境原尚樹さんは31年前に選手として出場し「今度は相手よりも点を多く取って帰ってきたい」と今春の甲子園への決意を語った。
同校同窓会では、「甲子園出場後援会」を組織して応援に取り組んでいく予定。