学校給食の放射性物質「不検出」/第1回検査
(2012年1月24日)
サンプルは寺尾小・八幡中央保育所・高松中から
高崎市の学校給食の安全性を確認するため、今年1月から開始した給食の放射性物質の検査で、第1回目の検査の対象となった寺尾小、八幡中央保育所、高松中の給食からは、放射性物質は検出されなかった。
1月10日から16日まで1週間分の調理済み給食が17日に検査され、3校とも放射性ヨウ素、放射性セシウムは不検出となった。検出下限値は10ベクレル/kg。
高崎市では、市内を12地域に分け、毎週3地域から1カ所の給食施設を抽出し、順番に検査していく。1カ月(4週間)で12地域全てが検査される。
18日に行われた高崎市議会災害対策特別委員会では、調理前の食材の段階で、放射性物質の検査ができないか要望されていた。高崎市教育委員会は、自校方式のため食材が様々で、当日の朝届くために時間がないことから、検査が難しいとの考えを示し、調理後の検査によって保護者の安心感を高めたいとした。