感謝の気持ちと行動を/高崎JC小澤理事長
(2012年1月25日)
「感謝と貢献、すべては地域のために」
高崎青年会議所の新年フォーラムが、24日に市内ホテルで開催された。
第一部は、農林水産省大臣官房企画官・地域活性学会理事の木村俊昭さんを講師に、基調講演が行われた。木村さんは「自分たちの力でできるまちおこし」をテーマに、自身が生まれ育った北海道でのまちづくりや、これまで全国各地で手がけた地域活性化の取り組みなどの経験を語った。「自分たちのまちを知り、優位なところに気づいてほしい」と話し、まちづくりのポイントとして「一生懸命汗を流した人を評価する仕組み」や「若者や女性、お年寄りが活躍する場」などの大切さを指摘した。
第二部では、高崎青年会議所の2012年度(第61代)小澤由宏理事長が所信発表を行った。小澤理事長は「感謝と貢献、すべては地域のために」をスローガンに掲げ、「感謝の気持ちを持ち、行動していくことが青年の責務だ。高崎の価値を多くの人々に伝えていきたい。種を蒔き、本気という水を与え、収穫を地域の皆さんとわかちあいたい」と熱く語った。高崎青年会議所は、昨年創立60周年を迎え、小澤理事長は「60年の実績に感謝と誇りを持ち、61年目の新たな歴史を加えたい」と活動への意欲を見せた。今年度は地域貢献委員会を新設し、地域防災や震災復興に力を入れていく考え。