倉渕のゴルフ場跡地にメガソーラー
（2013年4月11日）
プロポーザルで事業者を選定
高崎市は、１１日の高崎市議会建設水道常任委員会で、倉渕町水沼の市有地約１００ヘクタールに、最大受電電力８０００ｋｗのメガソーラー「高崎市倉渕発電所」を建設する考えを示した。
この土地は、ゴルフ場「美州カントリー倶楽部」の跡地で、平成４年に造成が始まり、平成６年３月に経営悪化により造成工事が中断、平成７年２月に債権者により競売の申し立てが行われ、平成14年に当時の倉渕村が倉渕ダム建設により減少した村有林の代替地として落札し取得した。合併により高崎市が引き継ぎ、自然公園としての利用なども考えられていた一方、荒廃により有害鳥獣対策なども行われていた。
高崎市は、同地の保全と有効活用をはかるため、メガソーラー事業を行うことを決め、３月２２日に経済産業省から再生可能エネルギー発電設備の認定を受けた。高崎市は、メガソーラー事業を行う事業者をプロポーザル方式で選定し、事業を具体化していく考え。事業者は、この事業の企画、資金調達、設計、建設、管理運営を行う。
２６年度までに設計を終え、工事に着手、２７年度中の発電開始をめざす。
