「全国一斉情報伝達試験」高崎市は失敗
(2012年9月12日)
J-ALERTの全国試験
12日に予定していたJ-ALERT(全国瞬時警報システム)による全国一斉情報伝達試験に、高崎市は失敗したことを、高崎市は同日、安心ほっとメールで伝達した。
J-ALERTは、地震や津波、武力攻撃など対処に時間的余裕のない非常時に、国が通信衛星を使って情報を発信し、市町村の同報系防災行政無線で住民に情報伝達を行うシステムで、12日の午前10時00分頃と午前10時30分頃の2回、試験を行い、「これは試験放送です。対象地域:全土地域」と、高崎市の安心ほっとメールでも配信する予定だった。
高崎市では、「受信機器の不具合が原因と思われる障害が発生し、試験電波を受信できず、安心ほっとメールでの試験配信が実施できませんでした」と同日午後3時に報じた。
高崎市では、「原因を早急に究明し改善を図る」としている。
また9月3日から、高崎市が始めた防災情報のツイッター、フェイスブックでは、今回の情報伝達試験については、報じていなかった。