都市集客施設市民懇談会を開催
(2012年9月5日)
第一回目の会合は計画内容を説明
高崎市が高崎駅東口に建設を計画している都市集客施設の基本計画案を検討する市民懇談会の第1回目の会合が、4日に市内ホテルで開催された。
市民懇談会は、高崎商工会議所など産業界、区長会など市民団体、市民音楽連盟など音楽団体の代表、公募市民で構成された24人で、市長から委嘱状を手渡された。座長に高崎観光協会の安藤震太郎会長を選出した。
富岡市長は「高崎は交通の要衝で災害が少ないが、何の工夫も無しに、人、もの、情報が集まり、人が交流する見通しはない」と、企業誘致施策に加え、集客施設が必要であることを説明した。音楽ホール機能については「音楽センターを改修しても群響の拠点にするには無理がある。音楽のあるまち高崎の特色を失いたくない。新しい音楽の拠点が必要だ。市民芸術の場として自由に使える機能を持たせ高崎の文化活動の拠点にしたい」と考えを述べた。懇談会委員には、「意見を一つにまとめる必要はないので、自由に意見を出してほしい」と要望した。
音楽ホールの専門的な内容については、この懇談会とは別に、専門家に意見を求めていく。富岡市長は「今年度内には基本設計に着手したい」と方針を示した。
議事では、基本計画案について高崎市から説明され、委員からの質疑、意見は次回の会合で行うことになった。