太陽光発電の補助申請、第1期は7月
(2012年6月25日)
全国でも高水準で推移。23年度までに2339件を補助
高崎市は、7月2日から、平成24年度太陽光発電システム導入補助金の申請受付を始める。
この補助制度は平成21年度に開始され、家庭での地球温暖化対策として、温室効果ガスの削減効果が見込まれる住宅での太陽光発電システムの導入を高崎市が補助する。
補助金額は、1kw当たり3万円で上限は8万円。一般住宅、店舗等併用住宅に太陽光発電システムを設置し、今年4月以降に電力会社と電力需給か開始するなど対象条件を満たした市民。申請は、第1期が7月、第2期が10月、第3期が1月、第4期が3月で、必要書類を揃えて申請する。
この制度の開始から23年度末までの3年間で2339件を補助し、対象となった太陽光発電システムの合計出力は9・3メガワットに達した。1年間の温室効果ガス排出量の削減効果は、高崎市の試算では、二酸化炭素換算で約3500トン、約720世帯分の年間温室効果ガス削減に相当する。
市民の新エネルギーへの関心が高まり、補助件数や1件当たりのシステム出力が増加している。高崎市では、「ここ数年の補助件数は、同一規模の自治体では全国屈指の水準になっている」と見ている。