小中学校の適正配置/年度末までに市教委案まとめる
(2011年6月17日)
小中学校の学校区見直しに取り組む
高崎市教育委員会は、17日の高崎市議会一般質問で、高橋美奈雄議員の質問に答え、高崎市立小中学校の適正配置と学校区の見直しについて、今年度末までに市教委としての案をまとめ、関係者に示す考えを明らかにした。13日の総括質疑でも木暮孝夫議員が「倉渕地域の小学校三校の統合にとどまらず、全市的な見直しが求められている」と問題提起していた。
市教委では、22年度から3年~5年をかけて、小中学校の適正配置について検討進めていく考え。生徒・児童数の不均衡、1つの小学校が4つの中学校に分かれて進学するなど、学校ごとに課題を持っている。小学校区、中学校区は、地域活動の組織単位ともなっており、まちづくりへの影響も伴う。
市教委は、子どもたちの登下校の安全、地域活動、小中学校の連携を考慮した見直し、検討を行う。市教委では「子どもたちのために積極的に推進したい」と述べた。