国道354号バイパスが開通
(2011年6月13日)
12日に綿貫町から玉村町上新田までの2・8km開通
国道354号高崎玉村バイパスの前橋長瀞線(綿貫町)から与六分前橋線(玉村町上新田)までの2・8キロが12日に開通し、現地で開通式典が行われた。
この道路は、高崎駅東口から板倉町に至る東毛広域幹線道路の一部で、群馬県の主要幹線に位置づけられている。平成22年度末までに、総延長58・6キロの72%が開通し、県は平成26年度までに全線開通をめざしている。
式典で群馬県の大沢知事は、「地域内の交流が一層活性化されると期待している。群馬デスティネーションキャンペーンでは高崎駅へのアクセスの役割を果たす。またスマートICにより高崎市、玉村町が元気になり地域が活性化される」とあいさつした。
高崎市の富岡市長は「東毛広域幹線道路は、経済や生活の動脈になる。高崎の新しい都市軸として、高崎市が進める大規模集客施設の幹線の役割を担う」と意義を述べた。玉村町の貫井町長は「田園景観を楽しめる道路であり、道の駅をはじめとして地域の核となる施設を開発していきたい」と構想を語った。
式典後、高崎警察署のパトカーを先頭に、関係車両で走り初めを行った。