決起大会に3000人/富岡氏出陣式
(2011年4月18日)
陣営の個性打ち出し「37万市民の集い」
高崎市長選に立候補した富岡賢治氏は、17日午後に、群馬音楽センターで「新しい高崎37万市民の集い」を行い、延べ3000人あまりの支持者が集った。
以前に富岡氏がラジオ高崎にレギュラー出演していた番組のような対談を取り入れて政策を訴えるなど、富岡陣営の個性を打ち出した。
対談の中で、今後の防災活動は、自治体の枠を超え広く考えること、高崎を単に交通拠点都市と捉えるのではなく、首都機能をもった「第2の首都」と位置づけることで、都市に魅力を持たせ、都市人口や雇用の増加を図ることなどの政策を主張。若者も市政に参加でき、ディスカッションできる、新しい高崎市政を目指したいと語った。
座れずに立って演説を聴く人も多く「しっかりとした市長になることで、今日聴きに来てくれたみなさん、来られなかったが、応援してくれているみなさんに恩返しをしたい」と熱く語った。
富岡氏は、東日本大震災で被災した人たちへの見舞いの言葉に加え、最大限の努力と支援をすることと、高崎市民や市内の事業者、商店などに対しても、震災で厳しくなった経済活動を支えていくことを誓った。また、子どもやお年寄りの福祉などを重視し、スピードをもたせた市政を行うことも強調。早急に結果が出せる市政の体制づくりも決意表明の中に盛り込まれた。