E'SITE高崎1期/ショップ46店中地元企業は14店
(2010年11月16日)
高崎駅東口の「E'SITE」全ショップの概要
高崎ターミナルビル株式会社と東日本旅客鉄道株式会社高崎支社は、11月9日に高崎駅東口に隣接した商業施設E'SITE高崎のテナント名などの詳細を明らかにした。
1期開業予定のショップは46店(表1)。うち、新業態が6店、群馬初出店が13店、地元企業は14店(重複あり)。表の2F1スペースは、かつて、マツモトキヨシやドコモがあった現在工事を行っているスペースに出店。駅前最大規模のカフェ併設ベーカリーショップがオープンする。2F2は、1に隣接し、ペデストリアンデッキにより近い場所に出店する。1Fには160席のフードコートがあり、その中にラーメン、うどん、牛丼、そば、パスタ、サンドイッチの各店が入店する。
E'SITE高崎は駅の自由通路を通る1日10万人(平成20年度JRが調査)の通行者と、駅近隣に住む人をターゲットにした店舗構成を行い、駅を中心にしたまちの活性化を図るため計画された。「Re-ism market(リズムマーケット)」がコンセプト。各店のもてなしを独自のメロディーとして捉え、客の新しい発見、驚きとともに心地よいハーモニーを奏で、新しいリズムを提供すると考える。「スズランデパート高崎店からヤマダ電機・LABI1高崎までのお客さんが回遊してくれるといい」と経営企画担当部長の柳田祐之氏は語る。
2期工事では、現在吉野家、マクドナルドがある場所から中央改札をリニューアルさせる。群馬の食文化や銘品を紹介し、観光者だけでなく、地元の人にも群馬の再発見をしてもらおうと考えている。
店舗の開発面積は約3800平方メートル、店舗面積は約2000平方メートル。オープンは12月12日(日)午前11時。ペデストリアンデッキ1期工事分も同時オープン予定。
表1
図1 東口駅舎および駅構内断面図