『楽隊のうさぎ』小中学生に見て欲しいと入場無料/高崎映画祭
(2014年3月20日)
22日(土)午前10時30分から市文
3月22日(土)に開幕する第28回高崎映画祭のオープニング作品『楽隊のうさぎ』(最優秀新人男優賞受賞作品。鈴木卓爾監督)の小中学生入場料金が無料になり、映画祭事務局では多くの子どもたちに見てほしいと、来場を呼びかけている。
『楽隊のうさぎ』は、中沢けいの同名小説を映画化したもので、吹奏楽部に入部した中学生たちの成長を綴った物語。主演の川崎航星さんは高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。吹奏楽が盛んな静岡県浜松市で撮影され、中学生キャストとして浜松在住の子どもたちが出演している。楽器演奏ができる子もできない子も、オーディションから約1年をかけて練習に励み、撮影が進められた。劇中の吹奏楽の演奏は実際に撮影時に同時収録した音源をそのまま使っている。
高崎市は子ども達のマーチングも盛んであり、高崎映画祭では、音楽のあるまち高崎にふさわしい映画で、感性の豊かな少年少女時代に、こうした映画に触れてほしいと考え、この映画の入場料を小中学生は無料にした。
上映は3月22日(土)午前10時30分から高崎市文化会館。小学生、中学生は自己申告で無料。当日一般は1200円、シニア60歳以上は1000円。協賛は高崎健康福祉大学、高崎商工会議所、高崎観光協会。上映時間は1時間37分。