「くらぶち小栗の里」4月26日オープン
(2014年3月12日)
豊かな自然・歴史・文化を発信する観光拠点に
高崎市は、倉渕町に建設している「くらぶち小栗の里」が3月中に完成し、4月26日(土)にオープンすることを11日の高崎市議会市民経済常任委員会に報告した。
「くらぶち小栗の里」は、倉渕支所に隣接し、倉渕公民館跡地に建設された。農産物など地域の特産物の販売や飲食物の提供を行う。倉渕を訪れた人に温泉や道祖神、倉渕ゆかりの幕末の偉人・小栗上野介公の歴史などを発信する。地域の豊かな自然と文化を楽しんでもらう観光拠点としての役割が期待されている。
高崎市では、倉渕地域の過疎対策の一つとして、産業振興や地域の活性化を目的にこの施設の建設を進めてきており、倉渕地域の住民が主体となって管理運営を行う。合同会社「くらぶち本舗」が指定管理者に決まっている。
建物は2階建てで、建築面積1084㎡、延べ床面積1604㎡。地元産の木材が使用され、1階が店舗や食堂、展示室、2階は多目的ホールや調理室など。地域コミュニティ機能も兼ね備えている。
食堂で提供するメニューでは、倉渕の「はんでえ米」などの特産品を使うなどメニュー開発を行い、地域の特色を出していきたい考え。
4月26日は午前11時30分からオープン式典が行われる予定。