6ロータリーが共同で東口に時計塔を寄贈
(2014年3月19日)
上毛三山を表現したモニュメント
高崎市内の6つのロータリークラブが共同で、高崎駅東口駅前広場に時計塔とモニュメントを製作し、18日に除幕式が行われた。
このモニュメントの名称は「上毛三山と太陽の時計塔」で、「上毛三山が太陽を頂き未来を明るく照らす高崎市の夢と希望の象徴となる時計塔」がテーマ。高崎、高崎南、高崎北、高崎東、シンフォニー、セントラルの6ロータリークラブが合同で取り組んだ。6クラブによる「公共イメージ委員会」が中心となって事業を進め、高崎市に寄贈した。
時計塔は高さ8・6m、時計部分の球体は直径1・1mで太陽を表している。周囲に赤城山、榛名山、妙義山をイメージした3つのモニュメントが配置されている。各モニュメントの高さは、6・1m、4・6m、3・8mで、時計塔を中心に、高崎の中心部から見た上毛三山の方向と、山の高さ(赤城山=1878m、榛名山=1420m、妙義山=1164m)が表現されている。
時計は電波時計で正確な時間を指し、駅前広場やペデストリアンデッキ上のどの位置からも時計盤が見えるように工夫されている。鋼材はステンレスで、特殊塗装により長期間の使用に耐えるという。
除幕式で高崎東ロータリークラブの高橋永一会長は「ロータリーのシンボルにもなり、高崎を訪れる人へのおもてなしとして役立つことが期待されます」とあいさつ。モニュメントをデザインした柿本忠澄さん(高崎東ロータリークラブ)は、「一昨年から準備してきた。上毛三山は群馬の象徴で、将来にわたって高崎市、群馬県に寄与できるものになればうれしい」と話している。
富岡市長は「東口広場には時計がなかったのでとてもありがたい。太陽のもとで高崎市が伸びるということだと思う。新名所として東口での待ち合わせにも使ってもらえる」と話している。