榛名梅祭り、開花が遅く2分咲き
(2014年3月17日)
フルーツ忍者「梅蔵」デビューも
16日に榛名梅林で「梅祭り」が行われ、大勢の来場者でにぎわった。
榛名地域には、400ヘクタールの梅林で12万本の梅が栽培され、群馬県内・最大の梅産地となっている。
梅祭り実行委員会では「榛名梅林でほのかな香りと花の美しさを楽しんでほしいです。梅の実は健康に良いのでたくさん食べていただきたいと思います」と話している。
実行委員会によれば、今年の梅の開花は例年よりも3週間ほど遅く、今は2分咲きほどとなっており、3月下旬が見頃で、4月初旬まで楽しめるだろうという。
梅祭りでは、梅うどんや梅餅などの無料コーナーやスタンプラリーなどに長い列ができていた。梅の種飛ばし大会やキャラクターショーなども行われ、来場者を楽しませた。梅林の中では、トテ馬車が運行し家族客に人気となっていた。
榛名のご当地キャラクター「フルーツ忍者ハルナ」の梅蔵の着ぐるみが、この日にデビューし、愛嬌をふりまきながら会場を回り、来場者と記念写真に収まっていた。フルーツ忍者の着ぐるみは、梨之助の続いて2体目。
富岡市長は梅祭りの開会式で「高崎市は食品工業が集積しており、梅を使った食品の開発にも取り組みたい。榛名にたくさんの人が訪れるようがんばっていきます」とあいさつし、榛名のスポーツイベントや観光に力を入れていくことを強調した。