総合医療センターがドクターカーを県内初導入
(2013年8月16日)
9月9日から運行開始
国立病院機構高崎総合医療センターは、重症の救急患者が一刻でも早く治療を受けられるよう、9月9日の「救急の日」から、高崎・安中医療圏内で、県内で初めて「ドクターカー」の運用を始める。
119番通報を受けた消防本部が、心肺停止や救出に時間がかかる事故など、専門的な治療が必要と判断した場合、ドクターカーに出動を要請する。ドクターカーと消防局の救急車は、合流して患者の治療にあたる。
これまで、救急車内で救急救命士が応急処置を行い、医師の治療は病院に到着した後に開始されていたが、医師が直接、現場に向かうことにより、早い段階で治療を開始できるため、救命率の向上や後遺症の軽減につながるものと導入効果が期待されています。
ドクターカーは、平日の午前9時から午後5時まで運行され、医師、看護士、指令係、運転手が待機する。高崎市では、総合医療センターに対し、設備の購入や人材の確保などの支援を行っているという。