花火の観覧に重度障害者招く
(2013年8月2日)
総合福祉センター駐車場屋上に300人予定
高崎市は、8月3日(土)に行われる高崎まつり大花火大会を、重度の身体障害を持つ人にも観覧してもらおうと、高崎市総合保健センター駐車場棟屋上に、約300人を招く。
車椅子やストレッチャーを使用し、ひとごみの中で花火の観覧がなかなかできないことから、障害を持った人にも高崎の夏の風物詩である花火大会を楽しんでもらおうと、市が計画した。今年で3回目。
福島第一原発事故で福島県双葉郡富岡町から、国立のぞみの園内の「光洋愛成園」に避難している60人や、高崎市内の重度障害者施設「はんな・さわらび園」の利用者やスタッフ50人ほか、市内に居住する重度心身障害者と介護者を招待する。合計で300人を予定し、昨年は、290人が大花火大会を楽しんでいる。