事業所税の助成率を引き上げ
(2013年5月23日)
3年連続で助成率を4分の3に。赤字企業は全額
高崎市は、市内中小企業の経営安定をはかるため、事業所税に対する助成制度の助成率を引き上げた。平成25年7月から平成26年6月までの決算企業に対し、黒字の場合、これまで4分の1だった助成率を4分の3に引き上げる。
赤字決算の場合は、これまでと同様に全額が助成される。
この助成金は、事業所税の導入とともに創設され、28年度6月決算までの期間について行うもので、黒字企業については、開始から3年間について段階的な助成が計画されていた。
初年度は東日本大震災の影響を考慮し2分の1を4分の3に、2年目は電気料金の値上げや円高を考慮し、3分の1を4分の3に引き上げた。赤字企業については全額助成。
富岡市長は「助成率については経済状況を見ながら、毎年判断していきたい」と考えを示している。