災害時の情報伝達を強化
(2013年3月25日)
災害情報ほっとテレホン321-5000
高崎市は市民が災害などの緊急情報を必要な時に入手できるよう、新たに緊急災害等伝達電話を開設し、4月1日から運用を開始する。
高崎市は、災害等が発生した際には、安心ほっとメールなどによって情報発信を行っているが、高齢者など情報弱者には情報が届きにくいという課題もある。
昨年5月に利根川水系の浄水場からホルムアルデヒドが検出された際は、市民から、水道水の安全性に関する問い合わせがあったが、電話対応の体制が、十分に確立されていなかった。また、今年2月には県央第一水道でジアルジアが検出され、市民から多くの電話問い合わせがあった。
高崎市は、こうした経験を踏まえ、安心ほっとメールなどの情報伝達手段を補売するものとして、誰にでも使いやすい一般電話を使用して災害等の緊急情報の提供を行うことにした。
電話番号は、わかりやすい「027-321-5000」で、「災害情報ほっとテレホン321の5000番(さん、にー、いちのごせんばん)」の愛称で覚えてもらう。
提供する情報は、災害情報(地震、風水害、台風、避難関連)、大規模事故等の情報(水道等のライフライン情報、大気・水質関連の事故情報)、国民保護情報(テロ・ミサイル攻撃)など。
災害情報ほっとテレホンは、災害などが発生する恐れがある場合に開設し、24時間体制で対応する。平常時は、自動音声で、災害等が発生していない旨を応答する。