高崎市職員の退職金引き下げに/平均130万円
(2012年12月11日)
高崎市が自主的に実施。3年間で段階的に
高崎市は、高崎市職員の退職金を、来年1月1日から3年間で段階的に引き下げる改定案を市議会にはかった。
今年度末に退職する職員の退職金減額の総額は、一般会計で約9000万円、一人当たりの平均減額は130万円。今年度の最高減額は162万円。
段階的な引き下げによる影響額は、今年度、最高減額となった職員の条件で見ると、25年度が324万円減額、26年度が459万円減額。最も影響が少ない職員で、26年度は141万円減額。
高崎市では、「民間との均衡をはかるため、人事院勧告に準じ、動向に注視しながら職員組合と話し合い自主的に決定した。組合側にも承知してもらっている」と説明している。