家畜市場跡地売却/大規模小売店事業者募集
(2012年12月11日)
地域貢献と環境配慮型の提案募集
高崎市は、平成11年に閉鎖した上並榎町の家畜市場跡地を有効活用するため、地域貢献と環境に配慮した大規模小売店を開設できる民間事業者に、この跡地を売却したい考えを10日の高崎市議会常任委員会で示した。
跡地の面積は約8千㎡で、高崎市では、これまで、公共工事の資材置き場や大きなイベントの際の駐車場として暫定利用してきた。地価の下落が続く中で公有財産を有効に利用し、市民生活の向上と地域経済の活性化に役立つ活用方法として、今回の売却に踏み切った。
鑑定により算定した最低売却価格は3億4250万円で、用途地域は準工業地域、大規模集客施設制限地区となっている。
開設する大型小売店の要件として、環境対策や景観への配慮、地域雇用、地域防災に役立つ施設づくりなどを盛り込み、これから希望する企業から提案書を求めていく。
募集要項は12月17日(月)から配布し、平成25年2月6日までに提案書や買い取り希望価格などを提出してもらう予定。2月下旬に決定し、6月に売却案を議会にはかる予定。