出来映えは上々/榛名ジャンボ梨コンテスト
(2012年11月28日)
ジャンボ賞は2・7キロ
28日(水)に高崎市役所1階ロビーで、第23回「ジャンボ梨コンテスト」が行われ、県内屈指のフルーツ産地・榛名地域で収穫されたジャンボ梨167点が出品された。
ジャンボ梨は、通常よりも長い期間、木につけたまま育て、晩秋の風物詩となっている。榛名地域では、秋の梨として王秋、愛宕、新雪の3品種を栽培しており、ジャンボ梨は11月中旬頃から出荷されている。
コンテストを主催したJAはぐくみ「はるな梨研究会」の小矢野恒敏さんは「昨年よりも作柄が悪いのではないかと心配していましたが、平均して良い梨ができています。とてもおいしい梨ができました」と、市民に味わってもらうよう勧めている。
入賞作品は、群馬県知事賞(最高賞)に、2756グラムの梨を出品した五十嵐直志さん、高崎市長賞に2347グラムの富沢千鶴さん。
ジャンボ梨は、「冬将軍伝説」のブランドで1個750円から1000円ほど、大きものは1500円以上で販売されている。同会では、昨年に引き続き、福島県飯舘村にジャンボ梨を贈り、同村の新成人などに味わってもらう予定。