国道406号の渋滞緩和を
(2012年12月6日)
国道17号、環状線との交差点
5日の群馬県議会11月定例会一般質問で、群馬県は桂川孝子議員の質問に答え、高崎市内の国道406号の渋滞緩和対策について考えを示した。
県によれば、国道406号は、一日当たりの通行量が1万3千台と多く、国道18号と合流する交差点では左折レーンが少ないこと、環状線と交わる上豊岡交差点では右折レーンがないため、朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞となっている。
君が代橋西交差点は、406号を榛名方向から、国道17号南方向、高崎市中心部方向への高崎駒形線方向、国道17号前橋方向が分岐し、朝の通勤時間帯は約900mの渋滞となっている。県は国交省と協議し、平成24年度に国道406号から、高崎市中心部、前橋方向へ向かう約100mの左折レーンを追加整備する案を作成し、地元の了解を得た。現在、現地測量を実施し、詳細な改良計画図を作成している。地元の了解が得られれば平成25年度に事業着手する考え。
上豊岡交差点は、中心市街地方向について、右折レーンが無いため、通勤時間帯に約550m渋滞となっている。県は25年度に、地元と協議するための概略案を策定する考え。