ひとり暮らし高齢者「日常生活に支障ない」が約9割
(2012年11月20日)
高崎市が基礎調査
高崎市は、平成24年度「ひとり暮らし高齢者基礎調査」の結果を公表した。
この調査は、群馬県から依頼を受けて高崎市が実施したもので、平成24年6月1日現在で、民生児童委員が訪問面接し聞き取りを行った。
高崎市の高齢者は86804人で、高齢化率は、23・4%。地区別では、倉渕地区36・2%、北地区30・7%、中央地区が28・8%と高くなっている。
高崎市のひとり暮らし高齢者は、10333人で、高齢者人口の11・9%となっている。男性が2909人、女性が72424人。ひとり暮らし率は、地区別では、中央地区21・5%、城南地区20・3%、南地区19・9が高くなっている。
健康状態では、「ほとんど病気もなく健康」36・4%。「何らかの障害や慢性の病気はあるが日常生活に支障はなく交通機関等を利用して外出する」34・7%。「何らかの障害や慢性の病気はあるが日常生活に支障はなく隣近所なら外出する」16・9%で、全体の88%が日常生活に支障がなく外出できている。
不安は、「特にない」32・4%、「健康」18・6%、「体調を崩した時の身の回りのこと」14・9%。
相談相手は「子ども」32・1%、「兄弟・姉妹」17・4%、「民生委員など地区の委員」12・0%となった。
調査結果は、高齢者の保健福祉対策に役立てられる。