県のコンベンション施設「早期実現に市も協力」
(2012年9月20日)
用途地域、地権者交渉、アクセス道路など課題も
群馬県が高崎競馬場跡地に計画している、大規模展示施設などを持ったコンベンション施設について、10日の高崎市議会一般質問で、大竹隆一議員の質問に答え、高崎市は考えを示した。
高崎市は「高崎市を集客都市として発展させることが、県の今後の発展のためにも欠かすことができない。県と市が連携し、県の将来を見据えていくことが重要であると、知事と市長が共通認識を持っている」と基本姿勢を述べた。
県は、平成27年度の工事着工をめざしており、想定される検討課題として、都市計画の用途地域の変更、地権者との交渉、アクセス道路の整備などがあり、県の方針が固まっていく過程で県と市が調整をはかっていく。早期実現に向け、積極的に協力していく考え。
高崎市が上信越地域の中心都市として、県と市の施設が連携し、相乗効果が最大限に発揮できるよう、県と情報交換を密にし、事業を推進していく。