食で市街地活性化を/食楽フェスタ
(2012年9月2日)
飲食店や生産者の共同で2日に開催された
高崎の食の魅力を発信し、中心市街地のにぎわいづくりに取り組もうと「たかさき食楽フェスタ」が2日にもてなし広場で行われた。主催は高崎の食の魅力を情報発信していこうと活動する「たかさき食文化情報発信事業実行委員会(平児玉博樹会長)」。
時折、強い降雨の空模様となったが、市内飲食店が自慢の料理をふるまう飲食店ブースや高崎産の新鮮で安心・安全な農産物を販売する直売所が設けられ、家族連れでにぎわった。
子どもたちに野菜のおいしさを味わってもらうため、野菜スープが無料配布され、好評となった。蚕から糸を引く体験や子どもの写真をプロカメラマンが撮影してプレゼントするコーナーなど来場者を楽しませた。
倉渕を拠点に活動する着物スタイリスト、石田節子さんのトークショーも行われ、聴講者を集めた。石田さんは、平児玉さんと対談しながら着物の魅力を語り、「着物を着るといつもと違う自分に出会える。自由に楽しんでほしい」と話した。石田さんは「倉渕紬(つむぎ)を結城紬、大島紬に並ぶブランドに育てたい」と意欲を見せていた。