会員企業に「ヤフー・ロコ」活用支援/高崎商工会議所
(2012年4月25日)
情報発信力を高め集客アップをサポート
高崎商工会議所は、会員企業向けに行ってきたホームページサービス「高崎わいわい広場」が3月末で終了したことから、代わりのサービスとしてヤフー・ジャパンの地域情報サイト「ヤフー・ロコ」を利用したサービス提供を開始する。
「高崎わいわい広場」は、会員企業460社の利用があり、高崎商工会議所では、利用していた企業のヤフー・ロコへの移行と、利用していなかった企業も含めた全会員へ登録募集を順次進めていく。
「ヤフー・ロコ」への店舗登録は、高崎商工会議所を介さなくても行えるが、同所がヤフー・ジャパンの代理店となったことで、会員企業向けに初期手順の簡便化や活用支援などのメリットが生まれる。国内最大級のポータルサイト「ヤフー・ジャパン」を活用することで、会員企業の情報発信力を高め、集客増につなげていく。一方、「高崎わいわい広場」は業種・業態に関係なく企業紹介を掲載できたが、ヤフー・ロコは登録業種に一部制限があるため、高崎商工会議所では、全国の商工会議所・商工会が共同運営するビジネスモールサイトを併用し補完する考え。
25日には、「高崎わいわい広場」を利用していた会員を対象に、ヤフー・ロコ移行について高崎商工会議所で説明会が行われ、高崎に進出したヤフー北関東営業所・渡辺武男さんがシステムについて解説した。
ヤフー・ジャパンと高崎商工会議所の連携は、全国的にも先進的な取り組みと言えそうで、今後の展開が期待される。現在、約120会員がヤフー・ロコへの移行を希望しており、高崎商工会議所では、5月に講習会の開催を予定し、全会員を対象とした説明会も実施していく。