体育館を西口エリアに先行して建設
(2012年4月23日)
高崎市中央体育館
高崎駅東西でバランスのとれた開発を
4月20日の高崎市議会・都市集客施設特別委員会で、高崎市は、高崎市中央体育館を都市集客施設と切り離して建設する基本計画案を示したことに関連し、富岡市長は、「高崎駅西口エリアに国際大会を誘致できる規模の体育館を建設したい」と考えを示した。
都市集客施設には、当初、体育館機能も含まれていたが、基本計画案を策定する過程で、コンベンション施設、音楽ホールと催事が重なった場合の交通量への懸念、敷地面積から考えると中途半端な施設になる恐れがあることなどから、他の適地に建設することが望ましいと打ち出された。
また、現在の中央体育館が、集客施設の建設予定地内に含まれており、解体から竣工までの期間は、中央体育館の利用ができなくなる。現在の中央体育館を使いながら、他の土地で新体育館建設を先行させれば、利用者にとってメリットが大きい。現在の中央体育館は老朽化が進み、早期建て替えが望まれている。
富岡市長は「まちのバランスを考えて、できれば高崎駅西口に持ってきたい。フロアはバレーボール、バスケットボールのコート4面の規模で、国際大会、全国大会ができる体育館にしたい」と考えを述べた。