フルーツライン箕郷工区が開通
(2012年4月23日)
眺めの良い芝桜大橋
群馬県が工事を進めていた榛名南麓地区広域農道・フルーツライン箕郷工区が完成し、21日に芝桜大橋の西詰めで開通式が行われた。
式典で群馬県の茂原副知事は「フルーツラインは総事業費121億円の大事業。フルーツラインの入り口となる箕郷工区が開通し、利用しやすい道路になる。地域農業の振興と、芝桜公園や梅林へのアクセスが向上し、榛名山麓の観光にも寄与する。全線開通に向けしっかりと取り組みたい」と知事の式辞を代読した。
富岡市長は「榛名南麓の農業振興、観光振興にフルーツラインは大きな効果が期待され、高崎市をあげて喜びたい。首都圏、全国に農産物を流通させる重要な経路となる」と喜びを見せた。
高崎市議会の丸山議長は「榛名、箕郷、渋川のアクセスが向上し、地域経済の活性化、地域住民に利便性の高い道路となる。榛名工区の早期完成を願っている」と祝辞を述べた。
くす玉とテープカットで完成を祝った。またこの道路が末永く地域に愛されることを願い、箕郷地域の青山唯雄さん一家3世代を先頭に芝桜大橋の渡り初めが行われた。また、箕郷中学校吹奏楽部の生徒の演奏で、式典に花が添えられた。
完成した箕郷工区は、午後2時から一般供用が開始となった。榛名白川にかかる芝桜大橋は高さ30mで曲線が美しく、芝桜公園が眺望できるロケーションとなっている。