子育て女性の就労相談センターを開設
(2012年4月23日)
「ジョブカフェ・マザーズ」が23日にオープン
群馬県は、女性の就労支援の拠点として、総合相談窓口となる「ジョブカフェ・マザーズ」を、23日に旭町の若者就職支援センター(ジョブカフェぐんま)高崎センター内に開設した。
同施設は、子育て女性を中心とした職業紹介を行い、相談者のニーズを把握しながら保育情報、生活支援情報をワンストップサービスで提供する。
若者就労支援センターは、20代、30代を中心に就労支援を行っており、対象が子育て層と重なっていることから、特化した部門として「ジョブカフェ・マザーズ」を設置した。子ども連れでも安心して来所してもらうため、相談室内にキッズコーナーを設け、子どもを遊ばせながら面談することができる。
子育て中でなくても、女性特有の悩みで働き出せない人や、子育てしながら働きたい男性も対象で、年齢に関係なく誰でも相談できる。
若者就職支援センターは、株式会社ワークエントリーが事業受託して運営している。カウンセリング責任者の太田広子さんは「子育て女性の就労は潜在需要が見込まれている。一人ひとりにきめ細かく対応していきたい。子どもが小さいと外出しにくいと思うが、気軽に訪れてほしい。利用者のニーズを把握しながら、センターの機能を充実させていく」と話している。
情報の閲覧などは随時、相談の場合は、事前の電話予約が確実。若者就職支援センターは、日曜と年末年始が休館で、土曜、祝日は開館。時間は午前10時から午後7時。高島屋前の旭町ビル3階でパスポートセンターの隣室。電話027・330・4510。