リースの設備導入支援/限度額を500万円に引き上げ
(2012年4月12日)
高崎市「中小企業等機械設備導入支援事業」
高崎市は、今年度に創設した「中小企業機械設備導入支援制度」の要件を拡充し、助成対象の拡大と限度額の引き上げを行う。
同制度は、リース契約で償却資産を導入する費用の一部を高崎市が助成し、産業の活性化をはかるもの。
今回の拡充では、助成対象が、中小企業から「市内で事業を行う全ての法人及び個人」とされ、協同組合やNPO法人も対象に含まれるようになった。(風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律に規定する事業を営む者を除く)
また、1事業者の年間助成金額の限度額が100万円から500万円に引き上げられた。助成金額はリース契約時の物件価格(対象経費)に2・2%を乗じた額で、千円未満は切り捨て。
対象となるリース物件、助成期間は変更なし。対象物件は、償却資産で、平成24年度から28年度までの新規契約。物件価格の上限は2億円。社屋などの建物、業務用でない普通自動車(社長専用車等)、家具や電化製品などの什器は除く。助成期間はリース開始から5年以内。
高崎市が、この助成制度を創設してから、市内事業者から多くの要望が寄せられ、今回の拡充は、事業者のニーズに応えたもの。