吉井地域に防災機能を備えた公園を整備
(2011年12月16日)
吉井中央公園(仮称)基本構想
15日の高崎市議会建設水道常任委員会で、高崎市は吉井中央公園(仮称)の基本構想を発表した。
同公園整備は、新市基本計画の重点事業。整備地域の吉井町下長根地区は、吉井駅周辺緑化重点に指定されており、公園整備は合併で旧吉井町から高崎市が引き継いだ。予定地は吉井小学校の西側の大沼川から県道吉井安中線までの一帯で、農業振興地域となっている。
高崎市は、「防災機能を備え、市民が休息・遊戯・運動の場として、利用しやすく親しまれる公園を整備したい」と述べた。4ヘクタールの敷地に、芝生広場、硬式野球場、防災広場、備蓄倉庫を設け、災害時には仮設住宅、臨時ヘリポートにも使われる。具体案は遅くても今年度内に策定される。平成25、26年度に設計を行い、27年度に着工する予定。また、公園整備に先がけて、平成24年度から27年度に進入路整備が行われる。