高崎操車場跡地に企業誘致
(2011年9月7日)
富岡市長がトップセールス
高崎市は、7日の高崎市議会一般質問で、高橋美幸議員の質問に答え、高崎操車場跡地への企業誘致が進んでいることを明らかにした。
高崎操車場跡地は、面積14・8ヘクタールで、高崎市は、周辺地域75・2ヘクタールを含めた区画整理事業を進めている。
高崎操車場跡地整備は、市街地に近い産業団地として開発に着手し、平成10年にリサーチパーク、平成14年にビジネスパークと、計画を変更しながら企業誘致に取り組んできた。しかし、都市インフラが未整備であったことなどから、具体的な誘致に結びつかず、高崎市は、平成19年に誘致を凍結し、インフラ整備を優先することにした。周辺は区画整理で宅地化が進んでいることもあり、高崎市は、昨年から一部を住宅地として販売している。
今回、高崎操車場跡地内に、ビジネスエリアとして企業誘致を考えてきた新駅予定地周辺に、企業が進出する見込みで、高崎市では積極的な取り組みを行っている。また、長年取り組んできた新駅も具体化に向け、JRと協議を進める。
高崎操車場跡地では、過去10年以上にわたって具体性のある企業誘致について触れられなかったが、今回、企業名や開発規模は出なかったものの、手応えを持っていることを匂わせた。
富岡市長は「私が先頭に立ち、トップセールスをしないとまとまらないこともある。走り回って企業誘致をはかっていきたい」と意欲を見せ、公約のトップセールスを行って企業誘致に動いていることを説明した。