鳴沢湖を復旧工事
(2011年5月27日)
東日本大震災で鳴沢湖の堤体部が一部損傷
東日本大震災により、損傷した鳴沢湖の堤体部について、高崎市は災害復旧事業として修復する。
鳴沢湖は、周囲約3・2km、面積17・8ha、貯水量128万立方m、水深17・6mのかんがい用貯水池として昭和25年に完成した。秋から冬にかけてのワカサギ釣りや観光ボートで、市民の憩いの場となっているが、被災のため長期中止となっている。
被災状況は、鳴沢湖の堤体に幅数cmのひび割れが数本でき、波消しブロックが30センチほどずり落ちた。
復旧工事は、堤体の波消しブロックや柵、歩車道を撤去し、緩んだ部分の土を入れ替えて突き固めて、再設置する。かんがい時にはため池の水を利用するので、稲作終了後に工事を予定している。