市内小学校は0・1~0・26マイクロシーベルト
(2011年5月25日)
群馬県が県内の放射線測定値を発表
群馬県は、県内92箇所で測定した放射線量の結果を24日に公表した。
測定は、市町村から要望、了解のあった施設を中心に、学校、市町村施設、観光地等で行われた。ハンディー型線量計を使って地上からの高さ0m、0・5m、1・0mで測定し、12回の結果から、最大、最小を除く10回の測定値を平均して、その地点の測定値とした。
県内の最大値は、沼田市21世紀の森で0・768マイクロシーベルト/時となった。県では、この値は、文部科学省が示した学校の放射線量暫定基準値である3・8マイクロシーベルト/時の5分の1程度としている。
県内では平野部よりも山間部のほうが、大きな値を示す傾向にあった。
高崎市内での結果は、各測定地点での最も高い測定値で、倉渕川浦小学校が0・266マイクロシーベルト/時(地表50cm)、箕輪小学校が0・122マイクロシーベルト/時(地表50cm)、金古小学校が0・103マイクロシーベルト/時(地表)、新町第一小学校が0・077マイクロシーベルト/時、下室田小学校が0・254マイクロシーベルト/時、吉井小学校が0・1マイクロシーベルト/時。