牧草の放射線濃度、許容値を下回る
(2011年5月25日)
県内9カ所を検査。北毛は自粛解除に
群馬県は、原乳や肉類の安全性を確保するために、家畜に給与する牧草等について、3回目の検査を行った。
東毛、中・西毛、北毛地域の9カ所から5月17日に採取し、23日に検査を行った結果、全ての検査地点で放射性ヨウ素と放射性セシウムが、暫定許容値を下回った。
北毛地域では、初回の検査で暫定許容値を下回ったことから、原子力発電所事故以降に収穫した牧草等を乳用牛・肉用牛などに与えることや放牧の自粛を解除する。
東毛と中・西毛地域は、5月24日に予定されている検査で暫定許容値を下回った場合、自粛が解除される、それまでの間は、乳用牛及び肉用牛への牧草を与えたり、放牧することは自粛となる。