平成21年経済センサス/群馬県
(2011年5月11日)
高崎市の事業所数、従業者数ともに前回調査より増加
群馬県は、平成21年経済センサスの概要をこのほど公表した。
平成21年7月1日現在の群馬県全体の事業所数は、10万4568事業所で従業者数は98万9947人、このうち民間が経営する事業所は10万1853事業所で従業者数は92万1531人となっている。
前回の平成18年調査に比べ、民営事業者は、事業数で2・4%増、従業者数は4・1%増加した。
高崎市の民営事業所数は、1万8544事業所、従業者数は17万4961人で県内で最も多い。
産業別の事業所数は、前橋市、高崎市、太田市など24市町村で「卸売業,小売業」が最も多くなっている。甘楽町、明和町、千代田町、邑楽町では「製造業」、嬬恋村、草津町、片品村、みなかみ町では「宿泊業,飲食サービス業」が最も多くなっている。
高崎市で事業所数が多い産業は、1位が卸売業・小売業で5214事業所、2位が宿泊業・飲食サービス業で2105事業所、3位が建設業で2024事業所となっている。
産業別の従業者数は、桐生市、伊勢崎市、太田市など19市町村で「製造業」が最も多くなっている。前橋市、高崎市など8市町で「卸売業,小売業」、嬬恋村、草津町、片品村、みなかみ町では「宿泊業、飲食サービス業」が最も多い。
高崎市で従業者が多い産業は、1位が卸売業・小売業で4万2892人、2位が製造業で30293人、3位が医療福祉で1万7233人となっている。
高崎市の産業は、事業所数、従業者数ともに前回の18年よりも増加し、卸売業・小売業、製造業、宿泊業・飲食業が特色となっている。