県内で重大交通事故が多発/市内でも死亡事故急増
(2011年5月6日)
早朝・夜間は注意。高齢者、歩行中・自転車乗車中の死亡事故が多発。
群馬県内では4月に入り、交通死亡事故が多発しており、4月28日、交通死亡事故多発に伴う「知事声明」が発令された。
群馬県内の今年の交通事故死者数は、5月1日現在で30人となり、このまま推移すると年間の死者数が5年ぶりに100人を超えることが危惧されている。
死亡事故は、早朝から午前の時間帯、金曜日、土曜日が多くなっている。高齢者(65歳以上)の事故が多発している。歩行中、自転車乗車中の事故が多い。高崎市内でも、重大な交通事故が連続して発生している。
【重大交通事故発生状況】
◇4月15日=倉渕町。カーブで直進車と横断中の歩行者が衝突し、歩行者が死亡(79歳・女性)。
◇4月25日=下佐野町。急カーブで普通トラックと軽トラックが正面衝突し、軽トラックの運転者が重体(71歳・男性)
◇4月26日=上中居町。単路で直進車と横断中の自転車が衝突し、自転車乗車者が4日後に死亡(74歳・女性)。
◇4月27日=中尾町。単路で大型トラックと側方を通過中の自転車が衝突し、自転車に乗車していた中学生が死亡(15歳・男性)。
◇4月30日=根小屋町。踏切内で電車とワゴン車が衝突し、ワゴン車の同乗者2名が死亡(85歳・男性及び36歳・女性)。