姉妹都市交流が総務大臣賞を受賞
(2011年5月10日)
市民を主役とした先進的な国際環境活動が、高く評価
高崎市の国際交流活動が、平成22年度の姉妹自治体交流表彰(総務大臣賞)を受賞する。
高崎市は、アメリカのバトルクリーク市、ブラジルのサントアンドレ市、中国の承徳市、チェコのプルゼニ市、フィリピンのモンテンルパ市と、姉妹友好都市提携を結び、活発な国際交流活動を行ってきた。
1990年に姉妹都市の市長が高崎に集まって第一回高崎サミットを開催し、1995年の第2回高崎サミット以降、姉妹都市の持ち回りで、毎年、地球市民環境会議を合同で開催した。地球が直面している環境問題への、国際姉妹都市間での取り組みは、全国にも例を見ない先進的な国際交流活動として成果を上げ、注目されてきた。毎回の地球市民会議では、テーマごとに掘り下げ、各都市の施策に生かされている。
2000年の第3回高崎サミットでは、各市の子どもたちが集まった「子ども会議」の提唱で、姉妹都市各市が環境活動を行う「地球市民の日」が決められ、実践が継続されている。
今回の大臣表彰でも、市民を主役とした先進的な国際環境活動が、高く評価されている。
今年度の表彰では、高崎市、金沢市と宮城県仙台市の民間団体ベラルーシ協会が受賞し、13日(金)に東京都内で授賞式と事例発表会が行われる。